肩こりが狭心症・心筋梗塞|守口市|サンテ鍼灸整骨院

お問い合わせはこちら

ブログ

肩こりが狭心症・心筋梗塞|守口市|サンテ鍼灸整骨院

2019/10/03

肩こりと狭心症の関係

参考画像:解剖生理〜ナースフル

心臓・血管の構造

心疾患と肩こり

心臓と血管の構造

まずは心臓の病気ではなく、心臓と血管の構造を理解しておきましょう!

細かい構造をお伝えすると読みたくなくなるので、何となくイメージしやすいように大まかにご説明させていただきます。

 

【心臓】

・心臓は握りこぶし大の大きさ。

・ポンプ運動をして全身に血液を送り出します。

・心臓は4つの部屋に区分されていて、それぞれ「左心房・左心室・右心房・右心室」と呼ばれます。左心房と右心房の間には「心房中隔(しんぼうちゅうかく)」という壁が、左心室と右心室の間には「心室中隔(しんしつちゅうかく)」という壁があります。それぞれ弁があり、血流を調節するのと同時に逆流を防いでいます。

 

【血管】

・血管は「動脈・静脈・毛細血管」に分けられます。動脈と静脈は「外膜・中膜・内膜」の3層からなり、毛細血管は内膜のみで構成されています。

参考画像:解剖生理〜ナースフル

心臓の外側

狭心症と肩こりの関係

狭心症と心筋梗塞の概要

心臓に酸素や栄養を送っている冠状動脈という血管が動脈硬化によって狭くなったり、血行障害が起こると、その動脈から血液をもらっている心筋は虚血状態となり、心筋へのエネルギーの需給バランスが崩れてしまいます。このようにして起こった心筋の障害を虚血性心疾患といいます。そのうち、虚血が一過性で心筋の障害が一時的な場合を狭心症といいます。虚血が持続するために心筋が壊死に陥ることを心筋梗塞といいます。

症状

【狭心症の症状】

 

狭心症は、一過性の心筋虚血によって起こる胸痛や胸の中央から全体に広がる圧迫感を主症状とします。痛みは局所的でなく大まかな範囲で感じます。ですので、チクチクするような胸の痛みは狭心症とは違います。他に、姿勢を変えたり、呼吸をするときに増強する痛みも狭心症の可能性は低くなります。

狭心痛は、胸の痛みだけでなく首や肩(肩こり)、肘や背中の痛み、奥歯の痛みや浮いた感じ、首から左腕にかけての神経痛のような放散痛があります。

痛みは数10秒から3分以内が多く、5分以上続くことは少ないです。

 

【心筋梗塞の症状】

 

心筋梗塞は、冠状動脈の血流が途絶えて心筋が壊死に陥ったもので、その部分の収縮は止まったまま回復せず、心臓

の機能がして心不全をしばしば発症します。狭心症と比較して、症状は強く、胸の強い痛み(締め付け感)が30分以上つづき、冷や汗、嘔吐などのショック症状を伴います。

 

 

 

あなたの「肩こりや肩の痛み」は単なるこりでしょうか?

肩のこりや痛み以外にも上記で気になる症状があれば一度病院での検査を受けてみましょう!

特に病気でなければ、肩こりや肩の痛みの治療はそれからでも遅くないです。