生後９〜１０ヶ月|赤ちゃんの発育発達|守口市サンテ鍼灸整骨院

生後９〜１０ヶ月の赤ちゃん

さぁ、この時期の赤ちゃんはつかまり立ちも始まります。ママやパパの嬉しさ倍増ですね 多くの赤ちゃんがハイハイが上手になり、スピードども増します。ほふく前進みたいなずり這いや、たか這いをする子もいてます。

ハイハイの状態から物に捕まって膝で立ったり、つかまり立ちをする子もいてますので少し高い位置の置物の安全をチェックしてください。

※ハイハイって何？

ハイハイとは、赤ちゃんが四つん這いの姿勢で動くことなのですが、実は他の移動動作をまとめて言うこともあり、そのパターンは3種類あります。ハイハイをする時期は個人差があります。

⑴ずり這い

　ずり這いの前に「後ばい」と言うこともあります。後ばいとは、ずり這いを始める前にうつ伏せの状態で後ろに下がることです。

⑵ハイハイ

⑶高這い（たかばい）

⑴ずり這い

うつ伏せの状態でお腹をつけたまま両手両足で前進する事です。しかし、最初から前進するのではなく、手で床を押したりして後ろに進んだり、その場で回転したりする子が多いです。

ずり這いの動作で首の筋肉、肩甲骨周りの筋肉、腕や脚の筋肉が発達します。この動作ができていないと大人になると猫背になったり、肩こり腰痛にもつながります。

【獲得機能】

・胸椎、腰椎のしなやかさ

・股関節や肩甲骨周りの筋力

・両手両足と体幹の協調性

✅ずり這い動作が出来ていないと背中周りの柔軟性が悪くなってしまい大人になると猫背や肩こりの原因になります。

二足歩行の準備

この時期の赤ちゃんのハイハイは、この先の成長に大きく関わってきます。カラダを支えるのは基本的に「筋肉と骨」で、骨は積み木のような物なので揺れや振動があれば崩れてしまいます。その骨が崩れないように筋肉が周りで支えています。筋肉が強くなっていないと骨の形も崩れて、やがて歪みとなったところから痛みや懲り、違和感・不快感に繋がります。それが、猫背や骨盤の歪みになり、肩こりや腰痛・五十肩へと移行していきます。

ですので、赤ちゃんをすぐに抱っこするのではなく「腹這い、ずり這い、ハイハイ、高這い」などをしている時は温かく見守ってあげてください

美しさの基本は姿勢にある

人間の筋肉には「支える筋肉と動かす筋肉」があります。人は本来、力を入れずに立ったままだと何時間でも立つことができるのですが、皆さんは出来ますでしょうか？　おそらく難しいのではないでしょうか？

なぜ立ってられないかと言うと、日常生活の中でスマホ・パソコンなどのデスクワークの不良姿勢、現場仕事などの方もどちらかの足を前に出して作業をしたりして自分の癖が仕事以外の日常でも出るようになります。それが毎日、無意識に繰り返し行うことにより姿勢が崩れて「猫背による肩こり腰痛・五十肩、骨盤後傾に伴い肩こり腰痛・五十肩」になります。

それ以外にも、筋肉の使い過ぎ・硬くなった筋肉の改善不足（ストレッチなど）により「骨盤の傾きによる肩こり腰痛、腰・骨盤の反りすぎによる腰痛や股関節痛」も引き起こします。