手根管症候群を解説|守口市|サンテ鍼灸整骨院

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手根管症候群を解説|守口市|サンテ鍼灸整骨院

2019/09/19

手根管症候群の原因・誘因

・原因不明の場合が多い。

・原因としては、屈筋腱鞘炎、手の使いすぎ、アミロイドーシス、橈骨や手根骨骨折後の変形、ガングリオンなどの腫瘍性病変、変形性関節症、関節リウマチ、甲状腺機能低下症、糖尿病、末端肥大症などがあります。

手根管症候群の正中神経

手根管症候群の病態(病気の様子のこと)

・手根管の滑膜の増殖、手根管自体の狭窄などにより、正中神経が圧迫・牽引されて発症する。

・両側性(両方)のこともある。ばね指などの腱鞘炎が合併しやすい。

・手根管は手掌の付け根の骨人体に囲まれたトンネル様構造で、9本の腱と1本の神経(正中神経)が通っています。手関節掌側は横手根靭帯によって、この周囲に炎症性浮腫・腫脹などが生じると正中神経が絞扼を受ける。

《滑膜とは》滑液を分泌し関節の動きを滑らかにする

《絞扼とは》締め付ける、圧迫される

正中神経の圧迫

手根管症候群の症状

・母指から環指(薬指)のしびれや疼痛など。指先の症状は夜間や早朝に強い傾向があります。母指球筋の萎縮が進むと猿手変形になることもある。

・初期には示指(人差し指)・中指(中指)がしびれ、痛みが出ますが、悪化すると親指から薬指の半分がしびれてきます。

・指の曲げ伸ばしや手をブラブラ振ったりすると、しびれや痛みが軽減することもあります。

・症状が強くなると、親指の付け根の筋肉が痩せて、細かい動作がしづらくなります。

正中神経麻痺・猿手

手根管症候群の検査

・ファーレンテスト(手関節掌屈テスト)

 体の前で、両方の手の甲を合わせて、1分程度保持する。症状が強くなったら陽性。

 

・逆ファーレンテスト(手関節背屈テスト)

 体の前で合掌をするように両方の手のひらを合わせて、1分程度保持する。強くなったら陽性。

 

※手根管症候群のテスト法が分かりにくい場合は、守口市のサンテ鍼灸整骨院へご連絡ください。

治療

・保存療法と手術療法

・保存療法は局所の安静、ビタミンB12製剤の内服、手関節の固定、手根管内へのステロイド注射など。

・保存療法で改善されない場合は、手術を考える。手根管開放術、母指球筋萎縮が強い場合は腱移行術による母指対立再建術の併用など。

手根管症候群の予後

・早期に治療を開始するほど、症状は改善しやすい。

 

 

守口市のサンテ鍼灸整骨院では、使いすぎの手根管症候群に対して、前腕部に鍼灸治療やマッサージを行い、症状の緩和・改善に努めています。内科疾患からくる手根管症候群は当院では対応しかねますが、原因がわからずお悩みの方は当院へご相談ください。その際に、当院で対応できるかを判断させていただきます。

使いすぎの場合は、肘から下の筋肉が強く緊張していて、前腕部の筋肉の前後もアンバランスになっていますので調整させていただきます。

放っておくと、手・指の痛みや痺れで肩の張り、痛みにより腕や肩が縮こまってしまい巻き肩になり肩こりを引き起こしたり、頭痛にまで発展することもあります。

守口市のサンテ鍼灸整骨院では、姿勢の崩れは背骨や骨盤だけでなく手の使い方からも原因だと考えていますので、局所だけでなく全身のバランスを見させていただき手根管症候群に対して治療を行います。

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