赤ちゃんの頃のお座りが腰痛、肩こりの原因になる|守口市サンテ鍼灸整骨院

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赤ちゃんの頃のお座りが腰痛、肩こりの原因になる|守口市サンテ鍼灸整骨院

2019/06/21

赤ちゃんのお座り

赤ちゃんの発育発達とお座り

 

【発育発達の基礎知識】

赤ちゃんは生まれてから立ち上がるのにおよそ1年間で様々な機能を獲得しますが、この過程で獲得する機能は、ヒトにとって必要不可欠な機能なのです。

しかし、現代人は便利な世の中になりすぎたことでこの機能が失われていることが多く、これを再学習して取り戻すことで不調の改善や予防につながります。

 

【お座りの獲得時期】

新生児期は重力に抗してまだ体を支えることが出来ないのですが、発育発達過程の中で6ヶ月頃から支えなしで座位(お座り)にて体を保持できるようになります。

赤ちゃんのお座り

お座り姿勢で獲得する機能

 

①仙骨前傾

・仙骨が前傾することで骨盤の安定性向上

・股関節アライメントが最適化され、内転筋など股関節周囲筋の発達が促される

※アライメントとは、関節や骨の並びのこと

※仙骨前傾とは骨盤が少し前に傾いている状態(正常)

 

②コア(体の芯)の安定と骨盤・脊柱・上肢帯の連動

・コアが安定することで上肢リーチ動作(腕を動かす動作)が開始

・上肢リーチ動作により腰椎前弯、仙骨前傾が形成され、骨盤ー股関節の安定性がより促され、四つ這い→立位へと動作が繋がっていく

※上肢帯とは、腕を支える骨格のこと=肩甲骨・鎖骨

赤ちゃんの座位

座位機能を再学習するメリット

 

赤ちゃん、子供の時に獲得しておくべき機能を獲得していなければ、大人になった時に悪影響を及ぼします。

 

【日常】

座位でコアや骨盤・脊柱が安定することで、デスクワークなど上肢での作業をしても肩こり、腰痛になりにくくなります。逆に座位が不安定であると首や肩に力が入り、猫背姿勢になります。

 

【スポーツ】

座位の状態で仙骨前傾が出来ているとパワーポジション(スポーツなどの立位で止まっている状態から素早く反応し、瞬時に動き出させるポジション)でも骨盤が安定します。そのため床の反力を上手く利用して下肢の力を体幹や上肢まで伝えパフォーマンス向上に繋がります。しかし座位の状態で仙骨が後傾(骨盤が後ろに傾くこと)すると力が伝わりにくくパフォーマンスにも影響が出てしまいます。

座位の姿勢は日常でも取る時間が長いため、適切にこの姿勢が取れることが、機能不全を防ぐために、またパフォーマンス向上のためにも重要になります。

 

大阪府守口市のサンテ鍼灸整骨院では、上記のように成人での骨盤の歪みや姿勢不良からくる腰痛、肩こりにも対応していて、改善するためのアドバイス、また子供の姿勢でのお悩みもご相談受けていますのでお気軽にご相談ください。

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