【放っておくと危ない首の痛み】|寝違い・身体のゆがみ|サンテ鍼灸整骨院

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【放っておくと危ない首の痛み】|寝違い・身体のゆがみ|サンテ鍼灸整骨院

2020/08/03

首の痛みから徐々に腕への神経痛へ

寝違いを放っておくと体がゆがむ

 

ケガなどで痛みを伴うとあなたはどうしてますか?

 

今からお話しするのは実際に来院された方の内容です。

3日前に朝起きた時に首が痛かったが、時間が経てば楽になるだろうと思い湿布を貼り様子を見ていたようです。しかし、翌日・翌々日になっても症状が軽減するどころか悪化しして当院へ来院されました。

そこで私もびっくりしたのですが、玄関を入ってきた時には体が斜めに倒れていて、顔面は蒼白で声に覇気がなかったのです。

理由を聞くと上記の内容でしたので、まず検査を行いました。そうすると、筋肉を動かしたり圧を加えたりしても痛みはなかったですが、さらに深部を動かしたり関節に負荷をかけると痛みが強く現れました。腕への神経痛の多くは首からきている事が多いので頸部への神経痛テストなどを行い、症状の誘発を行なったところ同じ痛みにが再現されました。

腕へ痛みが広がったのは、寝違いを放置していたのが原因です。損傷を起こすと患部には炎症が起きます。湿布には消炎・鎮痛薬が擦り込まれていますので皮膚を通して血管に入り症状の緩和に繋がります。しかし、痛みが緩和されていますので、本来動かしてはいけない範囲まで動かしている方が多いです。その結果、症状がひどくなってしまいます。今回、来院された方もそうでした。炎症が治らない状態で動かし続けていて、痛みのせいで周辺の筋肉が硬くなり神経などを圧迫し、腕まで神経症状が現れました。

 

守口市のサンテ鍼灸整骨院では、寝違いを起こした方には必ずお伝えしている事があり、それは【冷やす】という事です。炎症が起きると、身体の中では「ライソソーム」という物質が炎症細胞を食べて取り除こうとしてくれます。しかし、冷やすことを怠ったり、温めたりするとライソソームが増量して炎症細胞だけでなく正常な細胞も食べてしまい、結果的に炎症範囲が広がり痛みも強く広くなりますそうならない為にも冷やす事が重要なのです。もちろん寝違い・寝違えだけでなく、ぎっくり腰や打撲などの場合も行なってください

 

【効果的な冷やし方】

①タオルで保冷剤を包み、患部に直接当てください。

②湿布を患部に貼り、その上からタオルで巻いた保冷剤を当てる。

①②どちらでも構いませんが、肌が弱く荒れやすい方は①を行なってください。

 

今回来院された方は、合計10回で完治いたしました。寝違いでの首の痛みのほかに腕への症状がありましたので完治まで少し時間がかかりました。

 

【守口市サンテ鍼灸整骨院の治療】

・患部を冷やす

・患部周辺の筋緊張を緩める

・超音波で組織回復

・鍼灸で炎症を押さえて、痛みの緩和

・寝違いなどで痛みが強い方には、整体で頸部に負荷をかけないように姿勢改善

 

最後に、今回来院された寝違いの患者様は、早期に施術を始めていれば腕への症状は現れなかったと思います。時期に治るだろうと安易な考えで湿布などで対処していたので悪化しました。

あなたも同じようなことはしていませんか?

もし、同じような症状でお悩みの方は是非お近くの整骨院・鍼灸院に伺ってみてください。原因がわからない場合は、整形外科でレントゲンなどで診断してもら宇野も良いでしょう。